ご挨拶
- 我が国は現在、少子高齢化・人口減少といった構造的な課題を抱えております。神戸市も同様で、ここ数年全国の人口減少率ワーストの状況であり、その対応に早急に踏み出さなければなりません。高齢者から若者まで全ての世代が安心して生活できる都市になるには、年金・医療・介護などの社会保障の充実ともに、教育負担の軽減・子育て層への支援を図る一方、財政再建も同時に進めていかなければなりません。あわせて阪神淡路大震災以降、足元の景気は25年が経過しても必ずしも順調に推移しているとは言えない状況にあります。景気回復にはまずは、中堅・中小・小規模事業の経営者の皆様が事業拡大に対する意欲がでるような景気対策も必要と考えます。維新の会が議会多数の大阪では、身を切る改革を実践し、あまった財源を景気対策や教育対策に割り当てることで、大きく景気回復が実現しています。さらには、2025年の大阪関西万博誘致に成功し、インバウンド(訪日外国人観光客)でも年間1150万人の外国人の旅行者が訪れており、ミナミやキタは、連日観光客でごった返しています。今後は神戸市におきましても、身を切る改革を実践するとともに、活気ある街づくりの実現に向け、精いっぱい頑張ります。